尾崎牛は宮崎県の牛肉商尾崎氏の運営する牧場で、子牛の頃から育てられた牛のみに与えられる称号です。日本で牛肉商自らの名で市場に出ている唯一のブランドです。宮崎市郊外で5haの敷地で約1,000頭の肥育牛を飼育しています。夏は35℃位になりますが、冬は雪も降らず一年中温暖で雨も多く、牧草を育てて和牛を飼育するのには、最高の環境です。

尾崎牛約1000頭を飼育

肥育牛舎は10棟あり、2ヶ所に分かれて 飼育しています。 2頭部屋、3頭部屋、6頭部屋があります。 生後18ヶ月まで6頭で飼育し、出荷までの 1年間を2頭か3頭に分けて集中管理しています。

良質の水を使用

水は空気同様、地球上の生物にとっては なくてはならない資源です。 尾崎牧場では自然にこだわり、牧舎近くを流れる 小川から自家製ポンプで新鮮な自然水を汲み上げ、 牛の日常の飲料水としています

牧草の収穫

夏作にヘイスーダン種を、 冬作にはイタリアンラインライグラスを作り、 年間を通じ4回収穫しています。

堆肥の特徴

当牧場での飼育和牛の牛糞だけを使用します。 与える飼料には、一切防腐剤や抗生物質は含まず、 飼料の中には粉スミを混ぜてるので牛糞には、 臭いが少なく出来上がる作物に甘みがあります。

自家配合飼料

飼料はビールのしぼり粕(大麦)を中心に、とうもろこし、大麦、小麦、大豆粕、きなこ、アルファルファ(ビタミンA)、海草粉末、粉スミ、天然カルシウムなど12種類の単味飼料を毎日2時間かけて朝夕2回ブレンドしています。

ビール酵母はアルコール発酵前のハラール認証を取得しています。理由は、飼料の中に防腐剤や抗生物質を一切使用せず、飼料の割合を固定化し脂の味を変えたくないから です。 しもふりの量は牛の能力ですが、肉のおいしさは脂の味です。脂の味は飼料の内容で決まります。 しもふりの量はかわっても肉の味は一定にしたいのです。

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